#01
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子どもがのびのびと暮らす家
ほどよくやわらかな、
自分たちらしい表札をつくる
今回お邪魔したのは、現在3人の息子さん(5歳、3歳、1歳)を子育て中の石塚さんのお宅。この日の取材は、石塚さんの抱っこで1歳の息子さんも一緒に参加してくださいました。
- 表札取付時期
- 2023年5月
- 施工者
- 奥さま
- 住宅形態
- 新築
- 家族構成
- ご夫妻、お子さま3人
- 品番
- lcs-33
- 本体色
- ブラック
- オプション
- ステンレス板、番地追加
石塚さんがご依頼くださったのは、シンプルなボーダーラインを中心に文字が並ぶ表札[ lcs-33 ]でした。やさしい印象の書体で、親しみを感じる雰囲気に仕上がっています。
明るい日差しの溢れる新居
片流れ屋根と明るい色の壁が印象的な石塚さん宅。当初は注文住宅を検討していましたが、好みの建売物件を見つけて即決し、図面段階で契約したそうです。
いざ引っ越してみたら、家の中に『自分が注文していたらこうはならなかっただろうな』と思うしつらえがいくつもあって。それが良い働きをしているんです。自分たちの趣味趣向にすごく合っている家です。
日当たりが良いので、日中は照明いらずだそう。リビングの玩具や季節のディスプレイにご家族の普段の暮らしぶりが伺えて、なんとも微笑ましい雰囲気です。
戸建てへの引っ越しを機に
表札を購入
「以前住んでいたアパートには、表札はつけていなかった」という石塚さんですが、新居への引っ越しを機に設置することにしました。
持ち家に住んだら表札がほしいと思っていたんです。機能門柱にもあらかじめ、表札のためのスペースがありましたし。そこに表札が入って、あー、やっと完成した!という感じです。
情報収集して、イメージを固める
「まずは自分のイメージを固めようと思って」
表札購入にあたり、石塚さんが最初にしたことは下調べでした。
情報収集はInstagramで。“おしゃれ表札”とかで検索しました。たくさんヒットする画像を見て、イメージを膨らませていったんです。
数ある中でAKIグラスショップに決めたのは「商品やショップサイトの雰囲気が自分の趣味と合致していたから」。ショップのラインナップの中でも、石塚さんがとくに気に入ったのは筆記体の表札だったそうです。
イメージとデザイン画のギャップ
ところが、いざ自分の名前で作成されたデザイン案を見たところ、なんだかしっくりこない。
5回くらい案をつくってもらったと思います。最終的に、筆記体は自分の名字には合わないんだと思って。諦めて他の表札を調べて、今の表札に落ち着きました。
門柱を確認したところ穴を開けられないタイプであることがわかったため、オプションのステンレスプレートを注文して、貼り付け施工できるようにしました。
迷った末に巡り合ったデザイン
気になっていた筆記体の切文字ステンレス表札をやめて変更した石塚さん。しかし「出来上がった表札には大満足」だそう。
一番のお気に入りポイントは、書体です。ほどよくやわらかい感じがいいですね。固すぎる表札は嫌だな、と思っていたので。ちょうどよいデザインに巡り会えました。うちの機能門柱に、本当にいい感じにはまったと思っています。
実はできあがった表札が納品された後しばらくして、たまたま通りがかりに筆記体の表札を見かけたことがあったそうです。その家は濃いグレーの石の外構に、ゴールドの筆記体がとても素敵だったとのこと。
自分の家に合う
一番おしゃれな表札を
表札は種類がいろいろあるけれど、名前や家の状況によっては合わない場合もあります。我が家は筆記体から入り、今の表札に落ち着きました。たくさんの表札の中で、自分の家で実現可能で、なおかつおしゃれなものを探していったんです。
子どものお昼寝中に取り付け
落ち着いた色合いでまとめられたエントランス。機能門柱の白いスペースに、ダークトーンの表札がまっすぐに取り付けられています。施工はご自分で行いました。「よく見るとうっすら鉛筆の線が残っているんですよ(笑)」と石塚さん。お子さんがお昼寝をしている合間に取り付けたそう。
「普段あまりDIYなどもやらないので、作業は緊張しましたが無事にできました」
番地がいい仕事をしています
実際に表札を使い始めて感じたのが「番地つきなのがすごく良い」ということ。石塚さん宅周辺は建て売りの新築分譲で、一帯には全部で6軒の家があります。引っ越してすぐの頃はそれぞれの家の番地がわからず、宅配業者から問い合わせの電話がきたり、郵便局に図面を渡したりしていたとのこと。
番地がついているとすごくわかりやすいです。宅配業者からも感謝されました。ネットで物をよく購入する人や、新築分譲地にお住まいの方にはとくにいいと思います。
今、マイホームを計画している人たちへ
「表札って、家を作る過程の最後に気づくものだと思う」と、表札選びを振り返って石塚さんは言います。
「家づくりを経て、表札のことに気づいたときにはもう引っ越しが間近に迫っている。それであわてて発注して、それから3週間かかるとなると、納品が待ち遠しくなりますよね」
ちなみに石塚さんご自身はどうだったか伺うと、納期についての不安はなかったそう。
表札は、依頼のタイミングが遅くなりがち。だからこそ余裕をもって、『ご注文はお早めに』がいいと思います。引っ越ししたけど表札がない、ということにならないように。
5歳と3歳の息子さんたちが元気に走り回るという石塚さんのお宅。明るい日が差し込む室内に、キッズカーが並んでいます。
「いずれ、三男用の車も用意することになると思います(笑)」
これからもっと賑やかに、楽しくなっていきそうな石塚さんご一家。ご自分の家のイメージに合わせてやわらかい書体を選んだという石塚さんのお話には、ご家族の日々を慈しむ思いが感じられる気がしました。